ぺんくんブログはどちらの文体で書けばよい?
です・ます調とだ・である調を混ぜてもよい?
同じ語尾が続くときはどう直す?
ブログを書き始めると、『です・ます調』と『だ・である調』のどちらを選ぶべきか迷いますよね。
文体は文章の印象を左右するため、読者やブログの目的に合わせて決める必要があります。
文体を決めてから書けば、記事全体に統一感を持たせやすくなります。
ブログ初心者が迷った場合も、まずはです・ます調で統一すると書きやすいでしょう。


大澤 壮登
- ムービースタイル株式会社代表
- ブログアフィリエイトスクール経営
- 動画編集スクール経営
- パソコンスクール運営
- 認定SEOコンサルタント
- SEO検定4級・3級・2級・1級
- パソコン整備士3級
- スマートフォン整備士3級
- 二等無人航空機操縦士
- FP2級
ブログは「です・ます調」と「だ・である調」のどちらで書くべき?


ブログ初心者には、です・ます調がおすすめです。
ただし、だ・である調が間違いという意味ではありません。
専門的な考察や批評など、簡潔で引き締まった表現が合うブログでは有効です。
大切なのは、
- 読者
- 記事の目的
- サイトの既存ルール
を基準に一方を選び、本文内で無意識に混ぜないことです。
文化庁の公用文に関する指針でも、文書の目的や相手に合わせて常体と敬体を選び、一つの文書内ではどちらかに統一する考え方が示されています。
迷った場合は、読者にどのような距離感で伝えたいかを考えると選びやすいです。
です・ます調は親しみやすく、だ・である調は簡潔で論理的


です・ます調は敬体、だ・である調は常体と呼ばれます。
伝える事実が同じでも、どちらを選ぶかによって読者が受ける印象は変わります。
まずは特徴と例文を比較しましょう。
文体選びで迷ったら、丁寧に伝えたいか、簡潔に伝えたいかを基準に比べると、自分の記事に合う方を判断しやすいです。
①です・ます調|丁寧で読者との距離を縮めやすい
です・ます調は、『です』『ます』『でしょう』などで文を結ぶ文体です。
相手への丁寧さを示しやすく、
- 読者へ話しかけるような解説
- 商品紹介
- 手順説明
- 体験談
などに使いやすい特徴があります。
一文を短くし、専門用語を補足し、結論から伝える工夫も必要です。
丁寧さを保ちながら、回りくどい敬語は避けましょう。
文体は正誤ではなく、読者へ与えたい印象に合わせて選びましょう。
②だ・である調|文章を簡潔にまとめて説得力を出しやすい
だ・である調は、『だ』『である』『と考える』などで文を結ぶ文体です。
敬体より短くまとめやすく、主張を明確に示せるため、
- 専門解説
- 論文
- 批評
- 考察
などと相性があります。
一方、断定が続くと読者によっては硬さや強さを感じる場合があります。
簡潔さと説得力は、文体だけでなく情報の正確さや論理の流れによって生まれます。
文体は正誤ではなく、読者へ与えたい印象に合わせて選びましょう。
③同じ文章でも文体を変えると印象が変わる
同じ内容でも、文体を変えると読者が受ける印象は変わります。
以下の例文で、言葉の違いとそれぞれの特徴を比較してみましょう。


文体による違いは、同じ内容で比べると理解しやすくなります。
- です・ます調なら『ブログの文体は、読者に合わせて選ぶことが大切です』
- だ・である調なら『ブログの文体は、読者に合わせて選ぶことが大切である』
となります。
前者は丁寧に案内する印象、後者は結論を端的に述べる印象です。
どちらが常に優れているかではなく、想定読者が自然に読めるか、サイトの雰囲気に合うかで判断してください。
文体は正誤ではなく、読者へ与えたい印象に合わせて選びましょう。
ブログの文体は読者・目的・既存ルールの3つで決める


ブログの文体は好みだけで決めず、読者、目的、既存ルールの順に確認します。
誰へ何を伝える記事なのかが明確なら、ふさわしい距離感と表現も選びやすくなります。
初心者の方は、まず①で読者との距離感を確認し、複数記事を書く予定がある場合は③のサイト全体のルールも決めておきましょう。
①初心者向け・商品紹介・体験談はです・ます調が使いやすい
自分のブログに合う文体は、読者との距離感や記事の目的を順に確認すると判断しやすくなります。
以下のフローチャートを目安にしてください。


- パソコン初心者向けの手順
- 商品やサービスの紹介
- 個人の体験談
では、です・ます調が使いやすいでしょう。
読者に行動を促す場面でも、
- 『確認してください』
- 『試してみましょう』
と案内できます。
ただし、過度にへりくだる必要はありません。
読者の知識量を想定し、難しい言葉を言い換えることの方が読みやすさにつながります。
商品紹介や体験談では、読者へ説明する場面を一つ想像すると、自然な『です・ます調』を書きやすくなります。
②専門解説・批評・考察はだ・である調と相性がよい
- 研究内容の解説
- 作品や社会現象の批評
- 論理的な考察
では、だ・である調が合う場合があります。
文章を短くまとめやすく、結論と根拠の関係を明確に見せやすいためです。
テーマだけで自動的に決めず、読者が専門家なのか初心者なのかを考えましょう。
同じテーマでも、対象読者によって適切な文体は変わります。
専門的なテーマでも、初心者が読む記事なら丁寧な文体を選べます。
テーマ名だけでなく、想定読者を基準にしてください。
③複数記事を書くならサイト全体の文体を統一する
複数の記事を公開するブログでは、サイト全体の基本文体を決めておくと統一感が生まれます。
執筆者が複数いる場合は、です・ます調かだ・である調かに加え、数字や記号の表記も共有してください。
既存サイトへ記事を追加する場合は、過去記事の文体や編集ガイドを先に確認します。
例外を設けるなら、対象記事と理由をルールに記録しましょう。
記事を増やす前に短い表記ルールを作っておくと、あとからサイト全体を修正する手間を減らせます。
です・ます調とだ・である調は同じ本文内で混在させない


基本文体を一つに決めたうえで、引用や会話など役割が異なる部分だけを例外として扱いましょう。
全部を意識しすぎる必要はありません。まず本文の文体を一方に統一し、引用文や箇条書きは役割が異なる部分として分けて考えれば大丈夫です。
一つの文書内では、文末表現に敬体と常体を混合して用いない。どちらか一方のみで統一する。
出典:文化庁『公用文作成の考え方』
①本文ではどちらか一方に統一する
本文で避けたい混在と、文体が異なっても問題ない引用の違いを図解にまとめました。
左右の例を比べると、統一すべき範囲を確認できます。


本文では、です・ます調かだ・である調のどちらか一方に統一します。
です・ます調なら『作業時間も短縮できます』、だ・である調なら前後も常体へ直しましょう。
校正では『です』『ます』『だ』『である』だけでなく、動詞の終止形にも注目すると混在を見つけやすくなります。
最初の推敲では内容に集中し、次の推敲で文末だけを追うと、意図しない文体の切り替わりを見つけやすいです。
②引用文・会話文は文体が異なっても問題ない
引用文や会話文は、本文と文体が異なっていても問題ありません。
文化庁の指針でも、引用などに異なる文末表現が現れることは問題ないとされています。
引用と自分の意見の境界を明確にし、出典も示します。
例外を理由に本文全体の混在を許すのではなく、役割が明確な部分だけを分けましょう。
引用文や会話文まで無理に直す必要はありません。
本文との境界と出典を分かるようにすることを優先しましょう。
③見出しや箇条書きも表現ルールをそろえる
- 見出しは体言止め
- 箇条書きは短い語句にする
など、本文と異なる形を使えます。
重要なのは、同じ役割の要素で表現をそろえることです。
箇条書きも、
- 『設定を確認する』
- 『画像を挿入する』
- 『公開前に見直す』
のように語尾をそろえましょう。
すべてをです・ます調に変える必要はありません。
見出し、本文、引用、箇条書きごとにルールを決めると整理できます。
見出しと箇条書きは、それぞれの役割の中で形がそろっているかを確認すると、記事の構造が伝わりやすくなります。
です・ます調で同じ語尾が続くときは文章全体を組み替える


『です』『ます』が続くこと自体は文法的な間違いではありません。
しかし、同じ終わり方が何度も続くと単調に感じやすいため、語尾だけを機械的に置き換えず文章の構造から見直します。
語尾だけを無理に置き換えるより、文章の順番や一文の長さを見直した方が自然になりやすいです。
まず①と③を確認してください。
①文の順序や構造を変えて語尾の連続を防ぐ
同じ語尾が続く文章は、文末だけを置き換えず、文章全体を組み替えると自然になります。
以下のBefore・Afterで改善方法を確認しましょう。


同じ語尾が続いたら、
- 理由
- 結論
- 具体例
の順序を入れ替えたり、二つの文を一つにまとめたりします。
接続関係が明確になり、『です』の重複も減ります。
語尾を避けることだけを目的にせず、どの情報が結論で、どの情報が理由かを整理しましょう。
語尾を避けるために長文へまとめすぎないでください。
声に出して一息で読めるかどうかも、分け方の目安になります。
②体言止めや問いかけを適度に使う
体言止めや問いかけは、文章のリズムを変える方法です。
見出しや要点整理など、効果がある場所へ限定してください。
基本は自然な文章を優先し、補助的に使いましょう。
体言止めや問いかけは、文章の流れを変えたい場所だけに使うと効果的です。
連続していないかも確認しましょう。
③語尾だけでなく一文の長さやリズムも見直す
読みづらさの原因は、語尾だけとは限りません。
- 一文が長い
- 主語と述語が離れている
- 同じ接続詞が続く
といった問題も文章のリズムを崩します。
長い文は意味のまとまりで分け、短い文が続きすぎる箇所は関係を示してまとめます。
- 語尾
- 文の長さ
- 接続
- 段落の役割
を一緒に見直すと、です・ます調を維持したまま読みやすくできます。
語尾を直しても読みにくい場合は、主語と述語の距離や接続詞の重複まで確認すると原因を見つけやすいです。
ブログの文体は執筆前と公開前の2回チェックする


文体は、執筆前にルールを決め、公開前に実際の文章を確認します。
最初に基準を作っても執筆中に揺れることがあるため、二つの段階を分けてチェックしましょう。
私はクライアント案件でも文体の指定を先に確認していました。
書き始める前にルールを決めると、公開前の修正を減らしやすくなります。
①執筆前|使う文体と表記ルールを決める
執筆前に、です・ます調かだ・である調かを決めます。
あわせて、
- 数字の全角・半角
- 漢字の開き方
- 商品名・呼びかけ方
なども簡単な表記ルールへまとめると、記事全体をそろえやすくなります。
例文を一つ添えると解釈の差を減らせます。
既存ブログでは、アクセスの多い記事や編集方針に合う記事を見本として選びましょう。
執筆者が複数いる場合は、ルール名だけでなく短いOK例とNG例も共有すると、判断の違いを減らせます。
②執筆後|音読して不自然な切り替わりを探す
本文を書き終えたら音読します。
目で追うだけでは気づきにくい
- 文体の切り替わり
- 同じ語尾の連続
- 長すぎる一文
を見つけやすくなるためです。
一度にすべて直そうとせず、
- 最初は内容
- 次に文体
- 最後に誤字
というように確認項目を分けましょう。
書いた直後は内容を覚えているため、少し時間を空けて読み直す方法も有効です。
音読中に言い直した場所や息が続かなかった場所へ印を付けると、修正すべき文を効率よく絞れます。
③公開前|検索・校正機能で語尾や表現を確認する
公開前は、ブラウザーやエディターの検索機能で『です』『ます』『だ』『である』を探します。
校正機能の指摘は判断材料であり、すべて自動修正する必要はありません。
文脈を読まずに置換すると、不自然な敬語や意味の変化が起こる場合があります。
最後は文章全体を読み、読者に自然に伝わるかで決めましょう。
検索機能は見落とし防止に便利ですが、一括置換は意味を崩す場合があります。
最後は必ず文脈を読んで判断してください。
ブログの「です・ます調」「だ・である調」に関するよくある質問


ブログの文体について迷いやすい疑問をまとめました。
SEOへの影響、語尾の連続、見出しの表現、記事ごとの使い分けを確認してください。
コンテンツに誤字やスタイルに関する問題はありませんか。
出典:Google検索セントラル『有用で信頼性の高い、ユーザーを第一に考えたコンテンツの作成』
まとめ|初心者向けブログは「です・ます調」で統一すると書きやすい


ブログ初心者が文体に迷ったら、です・ます調を基本にすると書きやすいでしょう。
丁寧でやわらかな印象を作りやすく、
- 初心者向け解説
- 商品紹介
- 体験談
など幅広い記事に対応できます。
だ・である調は、専門的な解説や批評など、簡潔で引き締まった表現が必要な場合に向いています。
- 読者・目的・既存ルールを基準に文体を選ぶ
- 同じ本文内では敬体と常体を混在させない
- 引用・会話・箇条書きは役割を明確にして扱う
- 語尾が続くときは文章の順序や構造から見直す
- 執筆前と公開前に文体を確認する
文体そのものに絶対的な正解はありません。
選んだ文体を一貫して使い、読者が内容へ集中できる文章にすることが大切です。
まずはサイトの基本文体を一つ決め、短い記事で運用してみましょう。
公開前には音読と検索を行い、意図しない切り替わりや同じ語尾の連続を整えてください。
迷ったら、読者へ丁寧に案内する『です・ます調』から始めてみてください。
👇読みやすい文章だけでなく記事全体の組み立て方も確認したい方は、ブログ構成を解説した記事も参考にしてください。
初心者のうちは、文章を格好よく見せることより、まず一つの文体で最後まで書き切ることを優先しましょう。迷ったら、です・ます調で一本完成させ、公開前に音読して整えてみてください。
