ぺんくん「映像クリエイターの年収はどのくらい?」
「動画編集者とほかの職種は何が違う?」
「未経験から仕事にするには何をすればいい?」
映像クリエイターの年収は、職種や雇用形態によって異なり、ひとつの金額では表せません。
厚生労働省のjob tagでは、動画制作に関連する広い職業分類の統計として年収583.3万円が掲載されていますが、映像クリエイターだけの平均額ではありません。
この記事では、統計値の見方、仕事内容や職種、未経験から仕事を始める道筋を解説します。
年収を調べる際は、統計の対象と自分が目指す仕事の範囲を照らし合わせることが大切です。
ただし、私の経験は動画編集副業の一例であり、映像クリエイター全体の年収を示すものではありません。
この記事では、年収データの注意点、仕事内容、5つの職種、収入に影響する要素、未経験からの進め方を順に紹介します。
年収の数字だけで判断せず、どの職種・働き方の情報なのかを確認しながら読み進めてください。
- 映像クリエイターの年収データと見方
- 主な仕事内容と職種ごとの違い
- 未経験から実績を作る方法


大澤 壮登
- ムービースタイル株式会社代表
- ブログアフィリエイトスクール経営
- 動画編集スクール経営
- パソコンスクール運営
- 認定SEOコンサルタント
- SEO検定4級・3級・2級・1級
- パソコン整備士3級
- スマートフォン整備士3級
- 二等無人航空機操縦士
- FP2級
映像クリエイターの年収はいくら?公的統計と求人情報から解説


映像クリエイターの年収について、以下の3つに分けて解説します。
映像クリエイターの年収は、雇用されて働くか、フリーランスとして案件を受けるか、担当する工程や経験によって変わります。
見出しから気になる内容を確認してください。
①企業に所属する映像クリエイターの年収


企業勤務の年収を調べるときは、職種名だけでなく担当業務と雇用条件を確認してください。
- 映像制作会社の編集者
- 広告会社のディレクター
- 社内動画担当
では、仕事の範囲や給与制度が異なるためです。
サイト自身が、数値は動画制作だけの統計ではないと注意しているため、この金額をすべての映像クリエイターに当てはまる平均年収として扱うことはできません。
求人票では基本給、賞与、固定残業代、雇用形態をそろえて比較しましょう。
応募先の求人では、年収欄だけで決めず、担当する工程と賃金の内訳を確認してください。
求人を比べるときは、同じ職種名でも担当範囲や雇用条件が違う点を見落とさないようにしましょう。
②フリーランスの収入が変動する理由
フリーランスの映像クリエイターには、会社員と同じ意味の固定年収がありません。
受注金額から
- 機材費
- ソフト代
- 外注費
などを差し引いた事業所得と、売上を区別する必要があります。
受注数や案件単価、作業時間、継続契約の有無によって、月ごとの売上は変わります。
厚生労働省のjob tagも、フリーランスは収入の変動や個人差が大きいと説明しています。
フリーランスを検討するときは、希望月収だけでなく、案件単価・作業時間・経費を記録して収支を考えましょう。
私の収入実績は個人の一例です。
仕事量や経験が異なれば、同じ結果になるとは限りません。
③公的統計・求人情報から年収を確認する方法
年収情報は、
- 統計の対象
- 調査年
- 雇用形態
をそろえて読むと比較しやすくなります。
公的統計では、職業分類の説明と注記を先に読み、数値が該当職種だけを集計したものか確認します。
job tagの動画制作ページは、統計が動画制作のみを対象とするとは限らないと説明しています。
求人情報では、勤務地、経験条件、賞与、残業代の扱い、正社員か契約社員かを確認してください。
フリーランス向けの案件募集では、報酬が一本あたりか月額か、修正回数や素材準備が含まれるかも確認が必要です。
年収の比較表を作るときは、出典と調査時点を一緒に記録し、異なる条件の金額を単純比較しないようにしましょう。
統計や求人の数字には、対象と条件をセットで見る習慣を付けてください。
参照した資料は次のとおりです。
映像クリエイターとはどんな仕事か


映像クリエイターは、映像の企画や撮影、編集などを通じて動画コンテンツを形にする仕事です。
担当範囲は職場や案件によって異なるため、制作の流れと職種名の違いを知ると、求人や学習内容を選びやすくなります。
映像クリエイターの仕事について以下の3つに分けて解説します。
映像クリエイターは、映像の企画や撮影、編集などを通じて動画コンテンツを形にする仕事です。
見出しから気になる内容を確認してください。
①映像制作の主な工程
映像制作は、目的や視聴者を決める企画から始まり、
- 撮影準備
- 撮影
- 編集
- 確認
- 納品
へ進むのが一般的です。
すべての工程を一人が担当する案件もあれば、工程ごとに専門スタッフが分担する制作もあります。
厚生労働省のjob tagは、クライアントとの打ち合わせ、企画・シナリオ作成、撮影、ナレーション収録、編集、確認・修正、納入までの流れを紹介しています。
案件によって順番や担当範囲が変わる点も押さえましょう。
たとえば企業紹介動画では、依頼内容の確認後に構成案を作り、必要な素材を撮影し、編集してクライアントの確認を受けます。
修正が終わって納品するまで、編集以外の連絡や進行管理も発生します。
求人や案件に応募する前に、撮影から納品までのどの工程を担当する仕事か確認してください。
映像制作の仕事は編集だけで完結するとは限りません。
募集内容で担当工程を確かめましょう。
②映像クリエイターと動画編集者の違い
動画編集者は主に映像素材をつなぎ、音声やテロップを整える役割を指します。
映像クリエイターは、編集に加えて企画・撮影・演出などを担う人を含む、より広い呼び方として使われる場合があります。
ただし、職種名の使い方は会社や案件によって異なります。
動画編集者が構成案や撮影まで担当することもあり、映像クリエイターの求人が編集作業中心の場合もあります。
厚生労働省のjob tagでは「動画制作者、動画編集者」を職業別名として挙げていますが、統計の職業分類はさらに広い範囲を含むと説明しています。
呼称だけで業務内容を決めつけないことが大切です。
応募前に仕事内容の欄を読み、企画・撮影・編集・納品のうち自分が担う工程を確認しましょう。
職種名より、実際の業務内容と求められる成果物を先に確認してください。
③映像クリエイターが働く主な業界


映像クリエイターは、広告、テレビ・映画、企業広報、教育、イベント、Web動画など幅広い分野で働きます。
業界によって、制作する映像の目的や必要な知識が変わります。
広告動画では商品やサービスの魅力を短時間で伝える構成が求められ、企業広報では社内外へ正確に情報を伝えることが重視されます。
教育動画では、視聴者が内容を理解しやすい順序や説明が大切です。
個人で動画編集の副業を始める場合は、YouTubeやSNS向け動画の編集から経験を積む方法もあります。
ただし、案件によって撮影や企画、サムネイル制作などの追加業務が含まれるため、募集条件を確認してください。
興味のある分野をいくつか調べ、作りたい動画と必要な工程が重なる業界から学習を始めましょう。
私は編集案件で修正対応にも時間がかかると感じました。業界選びでは、作品だけでなく仕事の進め方も確認してください。
参照した資料は次のとおりです。
映像クリエイターの主な職種5つ


映像制作には、編集、撮影、アニメーション、企画・進行などの職種があります。
職種名が似ていても担当工程は異なるため、5つの代表的な役割を知り、自分が伸ばしたいスキルや応募先を考える材料にしてください。
映像制作には、編集、撮影、アニメーション、企画・進行などの職種があります。見出しから気になる内容を確認してください。
①動画編集者


動画編集者は、撮影素材を目的に合う流れへ整え、視聴者が内容を理解しやすい映像に仕上げます。
- カット
- テロップ
- 音量調整、
- BGMや効果音の追加
などが主な作業です。
編集者の仕事は、素材をつなぐだけではありません。
編集者を目指す人は、短い作品を完成させ、編集意図と作業範囲を説明できるようにしましょう。
私の初案件は低単価で作業時間も長くなりました。
最初の案件では、報酬だけでなく作業範囲も確認してください。
②カメラマン・撮影スタッフ


カメラマンは、企画や撮影条件に合わせて映像を撮影する仕事です。
撮影スタッフは、
- 機材準備
- 照明
- 音声
- 現場の進行
などを支えます。
撮影では、カメラ設定だけでなく、被写体の動き、構図、光、音声、撮影場所の条件を考えます。
小規模な現場では撮影と編集を同じ人が担当することがありますが、大規模な制作では役割が分かれる場合があります。
必要な機材や経験も案件によって異なります。
撮影職を検討する場合は、現場で必要な機材・移動・チーム連携の条件を事前に調べましょう。
撮影の仕事では現場ごとの段取りが重要です。
応募時に必要な機材や役割分担を聞いておきましょう。
③モーショングラフィックスデザイナー
モーショングラフィックスデザイナーは、
- 文字
- 図形
- イラスト
などに動きを付け、情報や演出を映像で表現します。
商品説明や番組タイトル、広告などで使われます。
静止画のデザインに加えて、動きの速さや順序、画面上の情報量を考える必要があります。
視聴者に伝える内容と動きの表現が合っていることが大切です。
制作例を作るときは、短い説明映像の一部を題材にし、文字や図形の動きが内容理解にどう役立つかを示すと、技術だけでなく考え方も伝えられます。
モーション制作を目指す人は、動きの技術だけでなく、見せる情報を整理する練習も重ねましょう。
作品を見せる際は、派手さだけでなく、動きが情報をどう伝えるか説明できるようにしてください。
④アニメーター


アニメーターは、
- キャラクター
- 図形
- イラスト
などに動きを付ける仕事です。
手描き、3DCG、モーショングラフィックスなど、制作方法は担当領域で異なります。
動きの自然さや表情、タイミングは、作品の印象や伝わり方に影響します。
制作現場では、演出や絵コンテ、他の担当者との連携に沿って作業を進めます。
会社ごとに必要な技術は異なります。
志望分野の募集要項を読み、必要な作品形式に合わせたサンプルを準備しましょう。
職種名だけでは制作方法が分からないことがあります。
募集要項で表現領域を確認してください。
⑤プロデューサー・ディレクター


プロデューサーは
- 企画
- 予算
- 体制
などプロジェクト全体を管理し、ディレクターは映像の内容や制作現場の進行をまとめる役割を担うことが多いです。
実際の分担は制作会社や案件の規模で異なり、企画提案、スタッフ調整、撮影指示、品質確認などを複数の役職が分担します。
職名だけで権限や業務を決めつけないことが大切です。
映像制作の経験を積み、クライアントの要望を整理して制作チームへ伝える力を伸ばすと、進行管理や演出に関わる道も見えてきます。
将来ディレクションを目指す人は、作品だけでなく、企画意図や制作上の判断を記録しておきましょう。
役割が広い職種ほど関係者との調整も増えます。
担当範囲と意思決定の流れを把握しておきましょう。
参照した資料は次のとおりです。
映像クリエイターの収入に影響する3つの要素


映像クリエイターの収入は、経験年数だけで決まるわけではありません。
担当できる工程、専門分野、取引先や案件条件が組み合わさって変わるため、収入を考えるときは自分が提供できる仕事と作業時間を整理しましょう。
映像クリエイターの収入に影響する3つの要素を紹介します。
映像クリエイターの収入は、経験年数だけで決まるわけではありません。見出しから気になる内容を確認してください。
①経験・実績と担当できる工程


経験や実績は、対応できる仕事の幅を伝える材料になります。
過去の作品を見せることで、依頼主は編集の仕上がりや得意な表現を判断しやすくなります。
編集だけでなく、
- 企画
- 撮影
- 音声
- 納品管理
まで対応できる人は、複数工程を含む案件に応募できる場合があります。
ポートフォリオには作品だけでなく、自分が担当した工程と制作条件も記載しましょう。
私も受注後に難しさへ気付いたことがあります。
応募前に納品できる範囲を確認してください。
②専門分野と案件の種類


専門分野を持つと、応募する案件や提案内容を絞りやすくなります。
- 企業広告
- 教育動画
- YouTube編集
- アニメーション
など、分野ごとに求められる表現や進行が異なるためです。
専門性は、特定ソフトの操作だけでなく、視聴者や目的に合わせた構成、音声処理、情報整理などからも作れます。
仕事で求められる課題を解決できるかが評価につながります。
作品を作るときは、誰に何を伝える映像なのかを明確にしてください。
興味のある案件を調べ、求められる成果物に近いサンプルを一つずつ増やしましょう。
私も動画編集ではソフト操作だけでなく、依頼内容を確認し、相手が求める完成形をすり合わせることが必要でした。
③活動地域と取引先
活動地域や取引先は、出会える案件の種類や打ち合わせ方法に影響します。
制作会社や広告会社が集まる地域では対面の現場がある一方、オンラインで進む案件もあります。
厚生労働省のjob tagは、地方で活動する場合にメールやビデオ会議で対応することがあると紹介しています。
地域だけで仕事の可能性が決まるわけではありません。
- 取引先の業種
- 予算
- 納期
- 修正条件
などによって、同じ編集作業でも必要な時間や報酬が変わります。
案件単価を見る際は、素材整理や連絡、修正も含む総作業時間を考えましょう。
応募先を選ぶ際は、地域とオンライン対応、報酬だけでなく、業務範囲や修正条件も比べてください。
報酬額だけでなく、納期や修正条件が自分の働き方に合うかも確認しましょう。
参照した資料は次のとおりです。
未経験から映像クリエイターを目指す方法3選


未経験から映像クリエイターを目指すなら、基礎を学び、作品を完成させ、実務に近い経験を積む順序が現実的です。
学校・スクール・独学にはそれぞれ特徴があるため、学習環境と予算、目標とする職種に合わせて選びましょう。
未経験から映像クリエイターを目指す方法を3つ紹介します。
未経験から映像クリエイターを目指すなら、基礎を学び、作品を完成させ、実務に近い経験を積む順序が現実的です。見出しから気になる内容を確認してください。
①学校・スクールで基礎を学ぶ


学校やスクールは、学習内容や課題、質問先を用意してもらいながら学びたい人に向いています。
カリキュラムや講師の支援があると、学習の順番を決めやすくなります。
受講前には、
- 学べるソフト
- 課題の内容
- 添削や質問の方法
- 受講期間
- 料金
- 卒業後の支援
などを確認してください。
受講すれば仕事が保証されるとは限らないため、実績作りまでの支援内容も読みましょう。
約3か月学んだ頃には案件へ応募できる程度になったと感じています。
これは当時の私の経験です。
複数の学習先を比較し、質問や作品添削など自分が必要とする支援が含まれるか確かめてください。
私は学習環境に質問先があることで安心感がありました。
現在の料金や提供条件は各スクールの公式情報で確認してください。
②独学で作品を作る


独学では、必要なソフトや教材を自分で選び、自分のペースで学習できます。
操作方法を覚えるだけでなく、短い動画を企画し、素材を集め、編集して完成させる練習を重ねましょう。
完成作品があると、ポートフォリオとして技術や表現を示せます。
独学を選ぶ人は、学習計画に作品の完成日と第三者から意見をもらう機会を入れてください。
作品を作って人に見てもらうと、学んだ操作を仕事で使える形へ近づけられます。
③小さな案件から実績を積む
最初の案件では、作業範囲と納期を理解し、最後まで納品できる内容を選びましょう。
案件を通じて、編集技術だけでなく依頼主との確認や修正対応も経験できます。
応募前には
- 素材の長さ
- 完成尺
- テロップやBGMの有無
- 修正回数
- 納期
- 報酬
を確認してください。
報酬が低い案件では、作業にかかる時間を見積もり、経験として受ける価値があるか考えます。
納品できる見込みを確かめてから応募し、作業時間と修正内容を記録して次の案件選びに活用しましょう。
私は受注後に難しいと分かった案件をキャンセルした経験があります。
応募前の確認で同じ失敗を減らせます。
参照した資料は次のとおりです。
映像クリエイターに関するFAQ


映像クリエイターの仕事や年収を検討するときに、よくある疑問へ回答します。
自分の目標と条件に照らし合わせて確認してください。
参照した資料は次のとおりです。
映像クリエイターの年収・仕事内容まとめ


映像クリエイターの年収は、職種や雇用形態、担当する工程などによって異なります。
公的統計の数字を読む際は、職業分類と調査条件を確認してください。
- 年収の数字は職業分類・調査年・雇用形態を確認する
- 映像制作には編集・撮影・演出など複数の職種がある
- 未経験者は学習・作品作り・小さな実務経験を重ねる
私は初案件で時間がかかり、受注できる作業範囲を見極める大切さを学びました。
まずは目指す職種の求人や案件を調べ、必要なスキルを一つ決めて短い作品を作るところから始めてみてください。
小さな作品を完成させ、制作にかかった時間や改善点を記録すると、次の学習や案件選びに役立ちます。

