「動画編集の副業に挑戦したい・・・」
このような声にお応えして参考となる記事をご用意しました。こちらの記事では動画編集の副業を実際にやってみた体験談について紹介します。記事の内容を見ていただくだけで動画編集の副業を始めるべきかどうか判断できますよ。
私は動画編集歴15年以上。元々は趣味で始めた動画編集でしたが、本格的に副業として始めて今では株式会社の代表として活動しています。
動画編集の副業は正直やってみないと分からない部分が多いです。
でもこちらの記事を見ていただくと全体像が把握できるので、ぜひ参考にしてくださいね。

動画編集の副業は思ったより大変でした。
動画編集の副業をやってみた体験談
クラウドワークスで動画編集の副業をやってみた体験談
動画編集でフリーランスは厳しいのか? など
動画編集の副業をやってみた私の状況


動画編集の副業をやってみた私の状況を簡単に解説します。
- 2013年に趣味で動画編集を始めたいと考える(ホームビデオ編集のため)
- 最初はAdobeのPremiere Proを使ってみたが難しくて一度挫折する
- 初心者に使いやすい動画編集ソフト「PowerDirector」に出会い動画編集にはまる
- ホームビデオや地元の祭りの映像を100以上編集する
- 2022年頃からYouTube編集の副業に挑戦したくなり動画編集スクールに通う
- YouTube編集の副業で月収10万円を達成
- 現在はフリーランスの動画編集者として活動している



趣味で始めた動画編集でしたが、今ではフリーランスとして活動できるようになりました。
動画編集の副業をやってみた体験談【1か月目】


動画編集の副業をやってみた感想を解説します。



以下で順番に解説します。
①ソフトの使い方で挫折しそうになり動画編集スクールを受講する


⇧Premiere Proの画面は細かくて見づらいです。



今でこそ使いこなせるようになりましたが、初めて使ったときは画面を見るだけでやる気をなくしました。
動画編集の副業にはAdobeの「Premiere Pro」がほぼ必須です。
なぜならクラウドワークスなどで仕事を受ける際の条件が、Premiere Proを使うことが前提になっているからです。
他のソフトでもできないことは無いですが、いずれ行き詰まるときが来るのは間違いありません。
安定して稼ぐなら迷わずPremiere Proを使いましょう。
しかし、Premiere Proをダウンロードして1週間ほど使ってみましたが、なかなか前に進まない状況でした。
具体的には
- 画面の見方が分からない
- どこに何の機能があるか分からない
- 何をして良いかが分からない
という状況です。
半月ほど経過してやる気を無くしてきたため、思い切って動画編集スクールを受講することにしました。
受講料は高価でしたが、
- 画面の見方を分かりやすく解説してくれる
- どこに何の機能があるか詳しく解説してくれる
- 講師の言うとおりに進めるだけで全てが解決する
という流れでなんとか使い方は少しずつ慣れることができました。



独学だったら再度挫折していたと思います。
②Photoshopの使い方で苦労する


⇧Photoshopの画面も細かくて何がどこにあるか分かりにくいです。


⇧動画編集の副業の案件はYouTube編集+サムネイル作成のセットが多い。
YouTube編集の副業を始める場合はPhotoshopを使ったサムネイル作成ができると仕事幅が広がります。
なぜならYouTube編集の副業はサムネイル作成もセットになっていることが多いからです。
しかし、PhotoshopもPremiere Pro同様使い方が難しいのがデメリットだと感じました。
Adobeのソフトはいずれも特殊なので
- 文書作成のWordのような直感的な操作ができない
どこに何の機能があるか分かりにくい
文字を大きくするだけでも慣れるまで時間がかかる
などの理由で使いこなすまでにはある程度の学習が必要です。
こちらも動画編集スクール受講の中でPremiere Proとセットで学習できたので、何とか最低限の使い方は覚えることができました。



Adobeソフトを使えないと動画編集の副業は難しいので頑張って慣れるしかないです。
③YouTube編集の流れを覚えるのに苦労
動画編集の副業で一番案件が多いのはYouTube動画編集の制作代行です。
なので動画編集の副業を始めるにはYouTube編集の流れを覚える必要があります。
YouTube編集は主に
- カット編集
- テロップ挿入
- 画像挿入
- 効果音挿入
- BGM挿入
- 動画の書き出し
という流れになりますが、マスターするのが大変だと感じました。
カット編集一つとっても
- カット編集の方法
- 視聴者にストレスを与えないカット編集のコツ
- 視聴者を飽きさせないカット編集のコツ
など、かなり奥が深い作業です。
動画編集スクールを受講することで編集のポイントに絞った学習ができたので最短で学習できました。



独学だったら一生気づかないポイントを学習できました。
動画編集の副業をやってみた体験談【2か月目】


動画編集の副業をやってみた2か月目の感想は以下の通りです。
①ポートフォリオ動画の作成が大変
⇧ビジネス系のポートフォリオ動画の例。
動画編集の副業を始めるにはポートフォリオ動画が必須です。
ポートフォリオ動画は
- 自分がどんな感じの動画編集ができるか?
- どのようなジャンルの動画編集が得意か?
- どれくらいのクオリティの動画編集ができるか?
など、動画編集者としてのスキルをクライアントに証明するために作成します。
クライアントはポートフォリオ動画を見て動画編集を誰に依頼するか判断する仕組みになっています。
ポートフォリオ動画は
- 動画を撮影する
- 動画編集に使う画像やBGMなどのフリー素材をダウンロードする
- 編集する
という流れで作成しますが、独学で制作するのはかなり大変だと感じました。
私は動画編集スクールを受講したので
- 動画素材はスクールが全て準備してくれる
- フリー素材もスクールが準備してくれる
- スクールが準備してくれた素材を使って編集するだけでポートフォリオ動画が完成する
のように、用意された素材を編集するだけでクオリティの高いポートフォリオ動画が完成しました。
質の高いポートフォリオ動画が作れると、この後解説する案件が獲得しやすくなるのでポートフォリオ動画は重要です。



編集するだけでも大変でした。独学で撮影から素材準備まで自分で挑戦しようと思ったら途中で挫折する可能性が高いです。
②CrowdWorks(クラウドワークス)で案件に応募
動画編集スクール受講を始めて2か月目にようやく案件応募の準備ができました。
動画編集の副業は以下のようなクラウドソーシングやSNSで応募するのが一般的です。
- Lancers(ランサーズ)
- Indeed(インディード)
- ココナラ
などたくさんありますが、動画編集初心者は最初は
クラウドワークスがおすすめです。
- とにかく案件が多い(常時1,000件以上)
- 初心者でも取り組みやすい案件が多い(カット編集やテロップ挿入のみなど)
- 比較的案件を獲得しやすい
など、動画編集初心者が実績を積みやすい環境があるからです。
CrowdWorks(クラウドワークス)で案件に応募するために
- CrowdWorks(クラウドワークス)のアカウントを作成
- ポートフォリオ動画を登録
- 提案文を作成
- 案件に応募
- クライアントとのやり取り
という手順が必要ですが、独学の場合だと、全て自分でネットで調べながらになるので時間がかかって大変だと感じました。
私は動画編集スクールを受講していたので全ての工程をZOOMで説明してもらいながら案件に応募することができました。



案件に応募するのも初めてだと不安なことばかりです。
③動画編集の案件がなかなか取れない


⇧一つの案件に対して多くの動画編集者が申し込むので採用される確率は低いです。
動画編集の案件に応募してもなかなか獲得できない日々が続きました。
動画編集者が増えすぎてライバルが多いからです。
- 一つの案件に30人以上の申し込み
- 採用されるのは1人~3人くらい
- 高単価な案件(5,000円以上)は特に採用率が低い
という状況なので、申し込んでも簡単には選んでもらえません。
このように、動画編集の案件の獲得はなかなかに厳しいのが現実です。



私の場合、30件申し込んだらようやく1件返事がありました。
動画編集の副業をやってみた体験談【3か月目~6か月】


動画編集の副業をやってみた3か月目の感想は以下の通りです。



私の場合、30件申し込んだらようやく1件返事がありました。
①動画編集の副業には時間がかかるがようやく初案件が獲得できた(500円)


⇧初めて獲得できたのは1動画500円の案件でした。
CrowdWorks(クラウドワークス)で30件申し込んだらようやく1件返事がありました。
- カット編集
- テロップ挿入
のみの簡単な動画編集で
- 1動画に10時間以上かかった
- 10時間で500円
- 時給にすると50円
という超低単価でしたが、初めて仕事をいただけたことに感動したことを今でも覚えています。



自分の力で稼いだお金は貴重なものです。
②クラウドワークスでの単価が安いのできついと感じる
初案件獲得後は10件応募したら1件は獲得できるという感じでした。
- 1動画1,000円
- 1動画1,500円
という比較的低単価な案件が多かったので動画編集の仕事がきつい・しんどいと感じることが多くなり、もうやめたいと考えていましたが
今は実績づくりのために我慢の時と自分に言い聞かせて頑張りました。
加えて動画編集スクールを受講していたため、週1の講師との面談で状況報告が強制だったので嫌でも継続できたんだと思います。



独学だったら間違いなく挫折しています。第3者の方の管理があると嫌でも継続できます。
③動画編集の副業で月収10万円を達成
苦しい時期が1か月くらい続きましたが、動画編集スクールの講師に言われた通り
- 毎日10件以上の案件応募
- 受注した案件は持てる技術を150%以上出して編集する
- クライアントとのやり取りは返信のレスポンスを重視
を続けました。その結果
- 3,000円の単発案件を獲得できた
- 5,000円の継続案件を獲得できた
- 8,000円の単発案件を獲得できた
など、気づいたら月収10万円を達成していました。
その後はTwitter案件などにも挑戦しながらフリーランスの動画編集者として活動しています。
動画編集の副業は正直大変ですが、正しいやり方をすれば誰でも稼ぐチャンスがあると感じました。



動画編集スクールを受講すれば3か月で月10万円達成は誰でも可能です。
動画編集の副業をやってみた体験談に関してのQ&A


動画編集の副業をやってみた体験談に関連してよくある質問と解決法は以下の5つです。



皆様から特に質問が多い事項を取り上げました。
順番に解説します。
①動画編集でフリーランスは厳しい?
動画編集でフリーランスは正直厳しいと思います。
動画編集者としての信頼を得るまでの道のりがかなり大変だからです。
コツコツ継続できない人は途中で挫折する可能性が高い。
営業もできないと動画編集者として独立するのは難しいのが現実です。
②ショート動画の副業はある?
2023年に入ってからショート動画の編集代行の副業も増えました。
ショート動画は短いので編集作業に時間がかからないのがメリットです。
また、自分自身が商品に関するショート動画に出演して広告として使ってもらう副業も中にはあります。
③動画編集の副業にかかる時間は?
YouTube動画編集の副業にかかる時間は、1動画10時間~20時間です。
内訳は以下のとおりです。
- 動画素材を編集ソフトに読み込んでひと通り確認(1時間)
- 動画の不要部分を削除するカット編集(2時間)
- 文字起こし~テロップ修正(2時間)
- 動画全体を見やすく装飾(2時間)
- BGMや効果音挿入(1時間)
- 初回書き出し~細かい部分を修正(2時間)
- 再度書き出して音量調整(1時間)
- サムネイル作成(1時間)
- クライアントに提出(30分)
- 修正依頼があるので直して再度提出(1時間)
慣れるまでは1動画に20時間以上かかる場合もありますが、慣れてくれば半分の10時間程度でできるようになります。
YouTube動画編集の作業時間はかかりますが、作業自体は単純なものが多いので、比較的初心者でも取り組みやすいです。
④動画編集とライターはどっちがおすすめ?
動画編集とライターならライターがおすすめです。
始めるためのハードルが低いからです。
- ハイスペックなパソコンは不要
- 文章さえかければ誰でも始められる
のが理由です。
手軽に副業を始めたい人はWEBライターに挑戦しましょう。
⑤動画編集とブログはどっちがおすすめ?
動画の編集が楽しいと感じる人は動画編集がおすすめ。
文章を書くのが楽しいと感じる人はブログがおすすめです。
楽しいと感じることでないと長続きしないからです。
動画編集にしてもブログにしても長く続けないと結果が残らないです。
自分に合っている仕事を選びましょう。



私は両方やっていますが、どちらかと言えばブログの方が楽しいです。
文章を書く方が自分には合っています。
動画編集の副業をやってみた体験談のまとめ


以上、動画編集の副業をやってみた体験談を解説しました。
再度確認です。
- 動画編集の副業は思ったよりも大変
- 動画編集の副業は稼げるようになるまで努力が必要
- 動画編集の副業は誰でも稼ぐチャンスがある
動画編集の副業に挑戦しましょう。
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