「PowerDirectorで編集した動画をYouTubeに投稿したいけれど、商用利用できるの?」
「商用利用できない素材ってあるの?」
こんな疑問にお応えします。こちらの記事ではPowerDirectorの商用利用について解説します。
記事の内容を読むだけで、PowerDirectorを商用利用できるかどうかが分かり、安心してYouTubeに投稿できますのでぜひ参考にしてください。

PowerDirectorの利用規約や公式に問い合わせた内容を元に解説しています。
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PowerDirector365は商用利用できます


PowerDirectorは基本的に商用利用可能です。
- PowerDirectorで編集した動画をYouTubeに投稿して広告収益を得る
- PowerDirectorで編集した動画をインスタやTikTokに投稿して広告収益を得る
- PowerDirectorで編集した動画を個人や会社のPRに活用する
などの使い方ができます。
このように、PowerDirectorは基本的に商用利用可能ですが、
- 動画を販売することはできない
- 一部のBGMや素材は商用利用できない
- 商用利用できない状況や使い方がある
などの例外があるので次の項目から詳しく解説します。



サブスク版のPowerDirector365をメインで解説しますが、買い切り版も考え方は同じです。
PowerDirector365で商用利用できない使い方3つ


PowerDirectorで商用利用できない使い方について解説します。



以下でそれぞれ詳しく解説します。
①無料版やアカデミック版は商用利用できない
PowerDirectorは基本的に商用利用可能ですが、無料版やアカデミック版は商用利用できません。
無料版はCyberLinkの公式サイトからダウンロードできるソフトで、インストールから30日間無料で使えます。
アカデミック版は別名教育版と呼ばれ、学生や教職員が利用できます。通常の価格より安い値段で購入できます。
これらのソフトは利益目的の動画編集ソフトではないので、商用利用できない仕組みになっています。
特に無料版の場合は、書き出した動画にPowerDirectorのロゴが入るため、そのままYouTubeなどに投稿すると無料版を使ったことがばれます。無料版を使う時は十分注意しましょう。



PowerDirectorで作成した動画自体を収益源にすることはできないという考え方です。
②動画を販売することはできない
PowerDirectorは基本的に商用利用可能ですが、動画を販売することはできません。
- PowerDirectorで編集した動画をYouTubeを通じて販売する
- PowerDirectorで編集した動画をホームページやブログを通じて販売する
- Brainやinfotopなどのプラットホームで販売する
などの行為は禁止されています。



PowerDirectorで作成した動画自体を収益源にすることはできないという考え方です。
③有償のオンライン授業で作品を使用することはできない
PowerDirectorは基本的に商用利用可能ですが、作成した動画を有償のオンライン授業などに使うことはできません。
- PowerDirectorで作成した動画をオンラインスクールで使用してお金をもらう
- PowerDirectorで作成した動画をudemyなどの教育プラットフォームにアップロードしてお金をもらう
などの使い方はできないことになっています。
有償のオンラインスクールで使う予定の方は、PowerDirectorではなく別の動画編集ソフトを検討した方が無難です。
PowerDirector365で商用利用できない素材3つ


PowerDirectorで商用利用できない素材について解説します。



以下でそれぞれ詳しく解説します。
①一部のBGMや効果音は商用利用できない
PowerDirectorにあらかじめ内蔵されたBGMなどの素材は基本的に商用利用できますが、一部の素材については商用利用できません。
具体的には「Meta」の表示があるBGMはYouTubeには使えないので注意しましょう。
- CyberLink➡YouTubeなどの広告収益化に使用してもOK
- Meta➡YouTubeでの収益化には使用不可(FacebookやInstagramはOK)
- Soundstripe➡YouTubeなどの広告収益化に使用してもOK



「Meta」は元々社名が「Facebook」でした。2021年に「Meta」に社名変更しています。「Meta」が提供しているBGMはCyberLinkとの契約によってFacebookやInstagram以外では商用利用ができません。
②DirectorZoneのダウンロード素材は商用利用不可
PowerDirector365でダウンロードして使えるテンプレート素材は基本的に商用利用できますが、DirectorZoneからダウンロードした素材については商用利用できません。
DirectorZoneは制作したタイトルなどの素材を自由に投稿できるサイト。自分で作った作品を投稿できる他、他人が制作したテンプレートをダウンロードして使えます。著作権が第3者にあるため商用利用はできません。
収益化目的では使えませんが、自分で楽しむ分には自由に使えるので活用してみましょう。
③素材を商品として販売する
PowerDirectorで使えるテンプレート自体を販売することはできません。
- 素材そのものをインターネットで販売する
- テンプレートをDVDに印刷して販売する
- テンプレートをTシャツなどに印刷して販売する
当然ですが、素材そのものの著作権はCyberLinkやCyberLinkに素材を提供しているメーカーにあります。
PowerDirectorのエフェクトの著作権は?


PowerDirectorで使えるエフェクトの著作権はそれぞれ制作した会社にありますが、CyberLinkとの契約上、商用利用して良いことになっています。そのため
- モザイク
- ぼかし
- セピア
などの視覚効果を活用して作成した動画をYouTubeにアップロードしても問題無いです。ただし、
- 無料版やアカデミック版のエフェクトを使用した動画を商用利用する
- エフェクトを使った動画をインターネットで販売する
- エフェクトを使った動画を有料のオンライン授業で使用する
という点について商用利用できないので注意しましょう。
このように、PowerDirectorで使えるエフェクトは基本的に商用利用できます。
【PowerDirector】フォントの商用利用について


PowerDirectorで使えるフォントの商用利用は考え方が少々難しいです。なぜかと言うと、フォント自体の著作権はフォントを制作したメーカーにあるからです。
そのため、フォントが商用利用できるかどうかは、制作したそれぞれのメーカーに確認が必要です。
パソコン内にインストールされているフォントがPowerDirector上でも全て使えるので、商用利用できると勘違いしてしまうのですが、そんなことはありません。
ただし、サブスク版の「PowerDirector365」でダウンロードできる以下の「モリサワフォント10種類」に関しては、株式会社モリサワとCyberLinkとの間で契約を交わしているため、商用利用可能です。
- 新ゴ U
- すずむし
- シネマレター
- ぶらっしゅ
- ららぽっぷ
- 解ミン宙
- ひげ文字
- フォーク
- TB古印体
- G2サンセリフ
スマホアプリ版PowerDirectorの商用利用について


ここまではパソコン版PowerDirector365の商用利用について解説しましたが、スマホ版PowerDirectorも基本的には同じです。
- 無料版は商用利用できない
- PowerDirectorで作成した動画の販売はできない
- 一部のテンプレートやBGMは商用利用できない
無料版では商用利用できないので、必ず有料版を購入した上でYouTubeなどにアップロードしましょう。
PowerDirector365のAI画像生成についての商用利用


2025年に入り、色々な所でAIが頻繁に活用されるようになりました。PowerDirectorでもテキストを入力することで、AI画像生成が簡単にできます。では、AIで生成された画像などの商用利用はどうなっているのでしょうか?
結論から言うと、AI画像生成で自動作成された画像が商用利用に適さない場合があります。
なぜならAI機能を使った画像生成や効果音作成などは一般的な学習データを利用しているため、すでにある作品に似た画像や音声も自動的に作成されるからです。そのため、
- 生成された画像が著作権保護された作品に似ている場合
- 商用利用不可の作品に似ている場合
- 芸能人の顔や声に似ている場合
など、著作権を侵害する可能性もあります。ほとんどの場合は問題無いことが多いのですが、商用利用できない場合もあるということは覚えておきましょう。



PowerDirectorのAI画像生成を使う場合は気を付けましょう。生成された画像一つ一つについて商用利用できるかどうかはCyberLinkでも判断できないので予めご了承ください。
PowerDirector365の商用利用まとめ


以上、PowerDirectorの商用利用について解説しました。
PowerDirectorは基本的に商用利用可能
無料版やアカデミック版は商用利用できない
一部の素材やBGMは商用利用できない
PowerDirectorは基本的に商用利用可能なので、YouTube投稿のために使うことは問題ありません。
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